2005年03月26日(土) 10時08分
プレステの販売中止命令 米連邦地裁、96億円賠償も(共同通信)
【ロサンゼルス25日共同】ソニーの人気ゲーム機プレイステーション(PS)とPS2のコントローラー振動技術の特許権をめぐる訴訟で、米カリフォルニア州オークランドの連邦地裁は24日、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)と米子会社に対し、両ゲーム機の米国での販売差し止めと約9070万ドル(約96億円)の損害賠償を命じる判決を下した。
SCEは同日、控訴の方針を表明、「控訴の場合は、条件付きだが販売継続が認められ、業務に影響はない」(広報部)としている。判決はPS、PS2に加え、臨場感を増すためにコントローラーを振動させる技術などを使う40種類以上のゲームソフトの販売差し止めも命じた。
判決によると、ソニー側は、原告の米ゲーム機開発会社イマージョン(カリフォルニア州)が米国で特許を持つ振動技術を無断で自社のゲーム機に使用した。既に販売したゲーム機を回収する義務はないが、特許使用料を原告に支払うようソニー側に言い渡した。
(共同通信) - 3月26日10時8分更新
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