2005年03月11日(金) 17時05分
日立電サ、IP 電話機を携帯化したモバイル IP 電話サービスパックを(japan.internet.com)
企業向けネットワークの設計・構築などを手がける
日立電子サービス株式会社 (日立電サ)は2005年3月10日、無線 IP 電話機を無線 LAN 端末にした「モバイル IP テレフォニーパック」の販売を開始した。
日立電サは、ネットワークの工事/保守/運用実績を活かしたワンストップサービスとして、VoIP ソリューションの「音声ゲートウェイ方式」「IP-PBX(Un-PBX)方式」「IP-Centrex 方式」を提供しているが、今回新たに、IP 電話の携帯化による「モバイル IP テレフォニー方式」を追加した。
これにより、移動中も IP 電話を利用できるようになる。
テレフォニーパックは、企業内 SIP サーバーあるいは IP-Centrex サービスを利用した IP 電話システムと、音声通信機能を備えた無線 LAN コントローラアクセスポイントで構成される。
無線 LAN コントローラアクセスポイントには米国 MeruNetworks 社製を採用、移動中の通話でも音声の途切れない(高速ハンドオフ)機能や、データ通信との同時使用でも音質に影響が出ない帯域(QoS)制御機能がある。IEEE802.11 a/b/g 対応。
端末用無線 IP 電話機は、日立電線の「WirelessIP5000」、NTT ドコモの「FOMA N900iL」、SIP サーバーは無線 IP 電話機の種類や規模・機能により選定。
価格は、無線 IP 電話機100台規模で900万円で、製品、SE 費を含む。工事費は別途。
同社では初年度の販売目標を50億円としている。
同社は2004年9月、小規模アウトバウンド コンタクトセンター構築パッケージの販売を
開始 している。
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