2005年03月08日(火) 00時00分
ネットの銀行取引使い詐欺 スポーツクラブ元社員逮捕 (中日新聞)
インターネットを使った銀行の取引を悪用し、会社の口座から自分の口座に約9000万円を送金し詐取したとして、警視庁捜査二課などは8日までに、電子計算機使用詐欺の疑いでスポーツクラブ運営会社「ルネサンス」(東京)の元社員対馬博行容疑者(36)を逮捕した。
捜査二課は、詐取総額は2000年から約1年間で計約3億円に上るとみて調べている。
調べでは、対馬容疑者はルネサンスが給与振り込みなどの経理業務に使っていたインターネットの銀行取引を悪用。2000年ごろ、会社のパスワードを使ってインターネットに接続し、ルネサンス名義の口座から約9000万円を引き出し、自分の口座に入金しだまし取った疑い。
ネットを使った取引は、直接銀行に出向かなくても経理業務ができるサービスとして多くの企業が利用している。
ルネサンスは、全国的にスポーツクラブを経営し、スイミングスクールやテニスクラブなどの事業を展開している。
http://www.chunichi.co.jp/00/detail/20050308/fls_____detail__007.shtml