2005年03月02日(水) 18時45分
温泉の効果誇張は不当表示 公取委が経営者に初の警告(共同通信)
温泉の広告に効果を誇張、強調した不当な表示があったとして、公正取引委員会は2日、北海道長万部町の温泉利用施設「二股らぢうむ温泉」を経営する「水の素」(同町、山田紘一郎社長)に、景品表示法違反(優良誤認)の恐れがあると警告した。
温泉の効果・効能をめぐる公取委の警告は、全国で初めてという。
公取委によると、水の素は2003年9月ごろから04年8月ごろまでの間、ポケットティッシュの広告に「ヘルニアは100%必ず治ります」「脳いっ血による言語障害、半身不随もほとんど治ります」などと記載。さらに「椎間板(ついかんばん)ヘルニアで歩くのもやっとだったのが、湯治で階段の昇り降りがだいぶ楽になった」などとする客の体験談を一緒に載せた。
(共同通信) - 3月2日18時45分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050302-00000149-kyodo-soci