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航空自衛隊小松基地（石川県小松市）で、３０代の男性自衛官２人が、基地内の事務備品などを盗んでインターネットオークションで販売したとして、免職や停職の懲戒処分を受けていたことがわかった。同基地は処分を公表していなかった。
同基地によると、１人は０１年から０２年にかけて、事務室にあったパソコン周辺機器など３点（約２万円相当）や文房具計３４点を盗み、ネットで販売。０３年１０月に懲戒免職となった。もう１人は０３年に航空路図誌（非売品）など２６点を盗み同様に販売。０４年２月に停職３０日となった。
同基地によると、ネットで競売された盗品はいずれも「自衛隊備品」とはうたっていなかったという。航空路図誌も国土交通省の公表データなどをもとにしたもの。「問題になるような情報流出はなかった」としている。(02/27 21:17)