2005年02月25日(金) 05時05分
サイバー犯罪の相談7割増で過去最多…架空請求が半数(読売新聞)
昨年1年間に全国の警察が届け出を受けたインターネット絡みのサイバー犯罪に関する相談は、一昨年より69・1%増の7万614件で過去最多を更新したことが、警察庁のまとめでわかった。
特に、身に覚えのない料金を要求する「架空請求メール」などの詐欺や悪質商法の相談が、70・4%増の3万5329件と半数を占め、ネットオークションに関する相談も、2・3倍増の1万3535件に上った。
一方、サイバー犯罪の摘発件数も過去最多の2081件(一昨年比12・5%増)に上った。このうちネットオークション絡みの事件は588件(同8・1%増)で、品物を送らずに落札者から代金をだまし取る詐欺が44%(259件)を占めた。
金融機関などの偽ホームページに誘い込んで個人情報を記入させる「フィッシング詐欺」に関する通報は11件。昨年11月には、フィッシングで入手した個人情報をもとに数十万円がだまし取られる国内初の被害が確認された。
(読売新聞) - 2月25日5時5分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050225-00000102-yom-soci