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他人のIDやパスワードを使ってインターネットオークションなどを不正に利用するケースが百三十一件と大半を占めており、このうち推測しやすい他人のパスワードを盗用するなど利用者の管理の甘さにつけ込んだ手口が、六十五件と目立った。キーボードで打ち込んだ文字情報を記録する「キーロガー」と呼ぶプログラムを使った盗用も十九件あった。警察庁は「他人に推測されにくいパスワードの設定や定期的に変更するなどしてほしい」と呼びかける。
また警察が摘発した情報技術(IT)を悪用したサイバー犯罪は約二千八十件で前年比13%増加。このうち、インターネットオークションを舞台にした詐欺やネットの掲示板を利用した児童買春などネットワークを利用した犯罪が91%を占めた。
一方、昨年一年間に警察に寄せられたサイバー犯罪に関する相談は約七万六百件にのぼり、前年の一・七倍に増加。特に「代金を振り込んだが品物が届かない」といったインターネットオークションに関する相談が約一万三千五百件で前年の二・三倍にも膨らんだ。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20050225/mng_____sya_____010.shtml