2005年02月25日(金) 10時14分
雑記帳 家畜のふんで発電 静岡大で装置開発(毎日新聞)
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家畜のふんを完全分解し、余熱で発電する装置=稲生陽写す |
◇静岡大工学部の佐古猛教授らが、家畜のふんを完全分解する装置を開発した。有毒物質を発生させないだけでなく、余熱で発電も可能だという。
◇650度、150気圧という超高温・高圧状態の超臨界水を利用して完全分解し、余熱で発電する。ダイオキシンなどの有毒物質も分解でき、ふん1トンで重油70リットル分の電気を作り、二酸化炭素の発生量も56キロ削減できる。
◇牧場では大量のふんの処分に頭を悩ませている。商社からの問い合わせもあり、今後、石油でなく、ふんの争奪戦が起こりそう。【稲生陽】
(毎日新聞) - 2月25日10時14分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050225-00000006-maip-soci