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無断撮影された写真などをインターネット上で販売されたとして、17人のタレントがウェブサイト管理者の東京都内の男性に、販売中止やサイト上の写真削除などを求めた仮処分について、東京地裁(横地大輔裁判官)は24日、申請を認める決定をした。タレント側の代理人弁護士によると、タレントショップに不正写真の販売差し止めが命じられたケースは複数あるが、ネット販売については珍しいという。
決定などによると、申請者は大手プロダクション6社に所属する滝沢秀明さんや深田恭子さん、仲間由紀恵さんら。管理者の男性は昨年夏ごろ、「IDOL!AUCTIONS」というサイトを開設し、コンサート会場などで撮影したとみられる写真などを掲載し販売。タレント側は今月1日、仮処分を申請。3回審尋が行われたが、男性側は出席しなかったという。
会見したタレント側の弁護士は「男性には何度もメールで警告したが、『ほかにもやっている人がいる』と返信してくるなど悪質なので裁判手続きをとった。今後もタレントのイメージを壊す肖像権侵害には厳しく対処したい」と話した。【坂本高志】
http://www.mainichi-msn.co.jp/geinou/news/20050225k0000m040075000c.html