2005年02月22日(火) 19時34分
中国産桃缶に「国産」表示 明治屋に再発防止指示(共同通信)
中国産の桃を原料にした缶詰を「国産」と表示し販売したとして、農水省は22日、日本農林規格(JAS)法に基づき、明治屋(東京都中央区)に再発防止を指示した。
また、製造元の明光食品(山形県高畠町)がサンプル調査で品質の良い製品を意図的に提出したとして、農水省は近く、JAS法の製造業者の認定を取り消す方針。
農水省によると、明治屋は2003年9月−今年1月に、明光食品に製造委託した白桃の缶詰2種類に中国産が使われていたのに「国産」と表示し、約15万缶を販売。これまでに約5000缶を自主回収した。
明治屋は「国産の製造を委託しており、中国産が使われているとは思わなかった。今後は委託先の書類を精査するなど再発防止に努める」としている。
(共同通信) - 2月22日19時34分更新
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