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坂本堤弁護士一家と元信徒の二つの殺人事件で殺人罪に問われ、一、二審で死刑とされたオウム真理教元幹部・岡崎(養子縁組で宮前に改姓)一明被告(44)の上告審で、最高裁第一小法廷(島田仁郎裁判長)は17日、口頭弁論を開いた。一連のオウム裁判では、二審で死刑判決を受けた被告計8人が上告中だが、最高裁での弁論は初めて。判決は早ければ今春にも言い渡されるとみられる。
弁論で岡崎被告の弁護人は、被告の供述で弁護士一家事件などが解明されたと強調。「一、二審が自首の成立を認めながら刑を軽減しなかったのは不当だ」と述べた。これに対し、検察側は「被告は当初うその供述を続け、真相を語ったのは事件から5年5カ月余りたってからだ」と述べた。(02/17 20:11)