2005年02月17日(木) 11時30分
出会い系サイト、小学生にも…事件総数は減る(読売新聞)
昨年1年間に、全国の警察が摘発した出会い系サイト絡みの事件は1582件で、過去最多だった一昨年より9・2%減少したことが、警察庁のまとめでわかった。
一方、サイト上に売買春目的の誘引文言を書き込むなどして、出会い系サイト規制法違反容疑で摘発されたのは計31人で、うち6人が18歳以下の少年少女だった。
児童買春の被害者は616人で、一昨年を14・3%下回る一方、年齢別では、13歳が26人から33人に、12歳以下が2人から9人にそれぞれ増加しており、出会い系サイトが小学生にも浸透している実態が浮き彫りになった。
ただ、全体としては、被害者数は一昨年より14・6%少ない1289人と減少。うち18歳未満の女性が83・5%を占めた。大半は、女子高校生(532人)や女子中学生(371人)だったが、山梨県で昨年12月、出会い系サイトで知り合った小学6年生女児を誘い出して胸に触った男(31)が逮捕されるなど、小学生も3人が被害に遭った。
同庁では、一昨年9月に施行された同法の効果が表れ始めている、と指摘している。
(読売新聞) - 2月17日11時30分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050217-00000404-yom-soci