2005年02月16日(水) 23時01分
団体サーバーに詐欺サイト=知らぬ間に出現−米金融機関「フィッシング」か・佐賀(時事通信)
佐賀県は十六日、県関連団体が使用するコンピューターのサーバーに、米国の金融機関の顧客をだます「フィッシング詐欺」用の英文サイトが開設される被害があったと発表した。
フィッシング詐欺は、金融機関などを装って電子メールを送り、パスワードやカード番号を入力させ、そのデータをもとに口座などから現金を引き出す手口。米国で流行し、日本でも昨年11月、初の被害が確認されている。
偽装サイトが見つかったのは、財団法人佐賀県地域産業支援センターのサーバー。同センターは15日、サーバーに不正アクセスがあったことを確認。調査の結果、米金融機関「ワシントン・ミューチュアル」の名前を英文で記した偽装したサイトを発見した。このサイトには13日から286件のアクセスがあったという。
(時事通信) - 2月16日23時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050216-00000045-jij-soci