2005年02月10日(木) 20時10分
PHSの通信記録開示を 息子の足取り情報求め提訴(共同通信)
川に転落して死亡した息子の最後の足取りを知りたいとして、北海道小樽市の母親が10日までに、簡易型携帯電話(PHS)大手のウィルコム(東京)に対し、詳細な位置情報など通信記録の情報開示を求める訴訟を札幌地裁小樽支部に起こした。
訴状などによると、息子=当時(22)=は昨年2月21日夜、札幌市で飲食後にJR函館線の最終列車で友人らと帰宅途中、途中下車。その後、行方が分からなくなり、息子は23日朝、自宅近くの川に落ちていた乗用車から水死体で見つかった。
この間、22日未明に電話をかけていることが判明しているほか、心配した母親が何度も電話したが、呼び出し音が鳴っていたという。小樽署は現場の状況などから事故死と判断したが、息子のPHSは発見されなかった。
(共同通信) - 2月10日20時10分更新
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