2005年02月04日(金) 16時05分
県民生活センター:相談件数、初めて8千件超す−−04年度上半期 /岩手(毎日新聞)
◇不当請求・マルチ商法、苦情が過去最多に
県民生活センターは04年度上半期(4〜9月)に同センターと各地方振興局の消費生活相談室(11カ所)に寄せられた生活相談をまとめた。相談件数が上半期として初めて8000件を超え、そのうち不当請求やマルチ商法などへの苦情も過去最多になった。
同センターによると、全体の相談件数は8991件で前年同期より12・6%(1008件)増加した。01年度同期(4426件)と比べると倍増した。相談のうち大半を占める「苦情相談」が7343件で18・9%(1168件)の増となった。
最近増加が著しいのがパソコンや携帯電話の有料サイト利用料など不当請求に関する相談で、上半期5043件と前年同期比45・0%(1565件)増、全相談の56・1%を占めた。
マルチ商法や訪問販売など店舗外でのいわゆる「特殊販売」に関する相談は、電話勧誘や訪問販売が減少した一方で、通信販売に関する相談(5433件)が52・4%(1867件)増えた。【手塚さや香】
2月4日朝刊
(毎日新聞) - 2月4日16時5分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050204-00000067-mailo-l03