2005年02月04日(金) 15時54分
ワン切り業者に有罪判決 山形地裁(共同通信)
携帯電話の着信履歴機能を悪用する「ワン切り」を繰り返したとして有線電気通信法違反の罪に問われたツーショットダイヤル運営会社役員山下修祥被告(52)の判決公判で、山形地裁の金子武志裁判官は4日、懲役10月、執行猶予3年(求刑懲役10月)を言い渡した。
判決理由で金子裁判官は「以前にもNTTから警告を受けており、常習性、組織性は明らかだが、犯行を全面的に認め、反省している」と述べた。
判決によると、山下被告は同社役員(37)ら2人(罰金刑)と共謀、東京都内から山形市内に設置した装置を遠隔操作し、昨年10月、約3200回にわたって携帯電話に有料アダルトサイトの電話番号を送信した。
ワン切り規制が同法に盛り込まれたのは02年12月で、初摘発となった。
(共同通信) - 2月4日15時54分更新
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