2005年02月01日(火) 18時01分
「一太郎」販売差し止め=ジャストシステムが特許侵害−東京地裁(時事通信)
ソフトウエアの特許権をめぐり、松下電器産業(大阪府門真市)がジャストシステム(徳島市)を相手に、ワープロソフト「一太郎」、グラフィックソフト「花子」の製造・販売差し止めと製品の廃棄を求めた訴訟で、東京地裁(高部真規子裁判長)は1日、特許権侵害を認め、両製品の製造・販売禁止と在庫の廃棄を命じる判決を言い渡した。ジャストシステム側は控訴の方針を表明した。
特許権侵害を理由に、市販ソフトの販売を禁じた判決は異例。原告代理人によると、この特許技術を用いたソフトはほかにも多数あるといい、さらに業界への影響も予想される。
判決には仮執行宣言が付いていないため、ジャストシステム側が控訴すれば、判決の効力は発生せず、直ちに出荷停止とはならない。
(時事通信) - 2月1日18時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050201-00000340-jij-soci