2005年01月28日(金) 00時25分
「WinMX使用に伴う示談のため、現金を支払え」 JASRACを名乗る電話に注意(ITmediaライフスタイル)
日本音楽著作権協会(JASRAC)は、1月26日に「音楽著作権協会のフクヤマ」「エイベックスのヨシダ」を名乗る人物が、「WinMX使用に伴う著作権侵害の示談のため、現金を支払え」という電話がかけられていることを公開した。
同協会には「フクヤマ」なる人物は存在しておらず、また、こうした行為についても同協会・エイベックスともに感知していないため、同協会では詐欺行為の疑いが強いとして注意を呼びかけている。
同協会ではファイル交換ソフトによって無許諾で音楽著作物をやりとりすることについては独自の調査を行い、使用者に対しては警告、または法的手段を講じることがあるが、電話で直接該当者へ連絡を取ることはない。
現在のところ被害は確認されていないが、昨年12月にも、同協会の名前に似た名称の団体から依頼を受けた法律事務所を名乗る電話が、一般のユーザーへファイル交換ソフトの利用状況について尋ねるという事件が起こっている。
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