2005年01月26日(水) 13時02分
13億円追徴認めず=被害回復を考慮−五菱会系ヤミ金統括者・東京地裁(時事通信)
指定暴力団山口組旧五菱会系のヤミ金融事件で、不法収益をマネーロンダリング(資金洗浄)したとして、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益等隠匿)罪などに問われたグループ統括者松崎敏和被告(35)の判決公判が26日、東京地裁であり、飯田喜信裁判長は13億円余の追徴金は認めず、懲役5年、罰金2000万円(求刑懲役5年、罰金2000万円、追徴金13億2600万円)を言い渡した。検察側は控訴する方針。
同裁判長は追徴金を認めなかった理由について「犯罪被害財産に当たり、被害者による損害賠償請求への引き当てなどとして、間接的に被害回復を図ることを法律は予定している」と述べた。
(時事通信) - 1月26日13時2分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050126-00000016-jij-soci