2005年01月25日(火) 22時31分
医師宅に投薬ミス装い詐欺 大津市、主婦700万円振り込む(京都新聞)
25日午前9時20分ごろ、滋賀県内の病院に勤める大津市の男性医師宅に、勤務先の事務長を名乗る男から「先生の点滴の投薬ミスで患者が危篤状態になった。患者の親族と示談が成立しなければ医師免許がはく奪される。示談金500万円を立て替えてほしい」と妻(43)に電話があった。
約40分後、妻は近くの金融機関で預金を300万円下ろし、男から指定された金融機関の預金口座に振り込んだ。帰宅し預金通帳の残高を確かめ、「あと400万円用意できる」と男の携帯電話に連絡し、400万円振り込んだ。その後、妻は勤務中の夫と連絡がつき、だまされたことが判明、同日正午すぎ、大津署に届け出た。同署は詐欺事件として調べている。
24日も別の医師宅に医療過誤を装い、示談金を求める電話があり、関連を調べている。
(京都新聞) - 1月25日22時31分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050125-00000078-kyt-l25