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ドイツ・ベルリン市の中央部を走る鉄道環状線で、16歳の男子高校生が客の乗った電車を運転し、地元警察から厳重注意を受けた。環状線がたまらなく好きで、知人の運転士に数年越しで頼み続けて実現させたという。制服を着て本物顔負けの腕前で運転したため、乗客も気づかなかった。環状線を運営するエスバーン・ベルリンは市民の批判を受け、運転士がきちんと席についているか点検を強化している。
環状線は市内交通の要で、多数の通勤、通学客で込み合う。地元紙によると、高校生は今月15日深夜から16日未明にかけて運転席に座り、少なくとも14分間運転した。数時間続けたとの情報もある。この夜の運転士が高校生の知人で、運転を交代している間はそばにいたと話している。運転士はこの間、友人への携帯電話で交代をうっかり漏らしてしまい、通報を受けた警官が駆けつけた。
高校生は約8年前から環状線のファンで、学校にエスバーンの制服姿で通うこともあったという。運転士は解雇された。
(01/20 09:41)