2005年01月19日(水) 12時42分
口座転売を勧誘し逮捕 改正本人確認法を初適用（共同通信）
警視庁捜査２課は１９日、銀行口座の転売を勧誘したとして、金融機関本人確認法（勧誘）違反容疑で東京都新宿区喜久井町、無職菊池学容疑者（２２）と東京都墨田区八広、同坂本満義容疑者（２４）を逮捕した。
本人確認法は、肉親らを装って口座への現金振り込みを要求する「振り込め詐欺」への悪用防止のため、昨年１２月に改正され、預貯金通帳やキャッシュカードの売買、譲渡やその勧誘が禁止された。警視庁によると、改正法施行後、全国で初めての逮捕者という。
調べでは、菊池容疑者らは今月初旬、「皆さまの銀行口座を買い取ります、１通２万円」などと書いた郵便はがきを第三者に送りつけ、通帳などの転売を勧誘した疑い。容疑を大筋で認めているという。
（共同通信） - 1月19日12時42分更新
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