2005年01月17日(月) 19時13分
廃プラ処理装い委託料詐取 業者ら2人逮捕(共同通信)
宮城県警捜査二課などは17日、レジ袋など家庭から出る廃プラスチック再処理を請け負いながら再処理せず、委託料をだまし取ったとして、詐欺の疑いで住所不詳、元産廃処理会社社長湯村功容疑者(61)と仙台市若林区六郷、設計士武田国利容疑者(63)を逮捕した。
捜査二課などは、これまでに処理費用として1億数千万円をだまし取った疑いもあるとみて2人を追及する。
調べでは、2000年5月ごろから、全国の自治体が家庭から回収した廃プラスチックを工業用の油などに再処理すると偽り、財団法人「日本容器包装リサイクル協会」から委託料として計約2700万円をだまし取った疑い。
処理を委託されたレジ袋や塩化ビニールなどの廃プラスチックは、熱処理するなどして圧縮して保管していたという。
(共同通信) - 1月17日19時13分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050117-00000151-kyodo-soci