2005年01月17日(月) 15時05分
<振り込め詐欺>傷害致死の大学生ら4人を再逮捕 警視庁(毎日新聞)
東京都世田谷区の公園で昨年11月、無職の男性(20)が集団暴行で死亡した事件で傷害致死罪で起訴されるなどした大学生ら4人が、「振り込め詐欺」で約100万円をだまし取ったとして、警視庁捜査2課などは17日までに4人を詐欺容疑で再逮捕した。「『(詐欺を)やめたい、もうけた金を払え』と男性が言い出したのでやった」と供述する男もおり、警視庁は詐取金の分配を巡るトラブルが傷害致死事件の動機とみている。
再逮捕されたのは、大学生、徳永絢一被告(20)と当時少年だった3人の計4人。徳永容疑者と成人になった男は傷害致死罪で起訴、少年2人は家裁送致されている。
調べによると、4人は昨年秋ごろ、債権回収名目の架空請求を送りつけ、首都圏の人物から指定口座に約100万円を振り込ませてだまし取った疑い。徳永容疑者の自宅などで架空請求の台本や名簿などが見つかり、詐欺容疑で捜査していた。
徳永容疑者ら4人は昨年11月3日未明、都立駒沢オリンピック公園で、呼び出した男性に暴行、死なせたとして逮捕された。【立山清也、三木陽介】
(毎日新聞) - 1月17日15時5分更新
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