2005年01月15日(土) 00時00分
医師 HPで患者中傷 水戸協同病院(朝日新聞・)
県厚生農業協同組合連合会が運営する水戸市の水戸協同病院(津久井一院長)の耳鼻咽喉(いん・こう)科の女性医師(28)が、自分のホームページ(HP)の「日記」に、患者を「頭が悪い」などと中傷する書き込みをしていたことが14日、分かった。「飲酒後に手術をした」といった書き込みもあり、県も記載内容が事実かどうか、調査を検討している。
HPを見た人から指摘を受けた病院は昨年末、日記部分を医師に削除させた。「医者の信頼を裏切る行為。適切に処分したい」としている。
病院によると、医師は数年前からHPに、担当した患者とのやり取りや診療内容などを詳しく記述。匿名だったが、患者が読めば分かる内容だったという。心臓が停止した患者の目を「鮮魚売り場の魚」と表現したり、患者に「二度と来るな」などと書き込んでいた。
「忘年会で飲酒後、緊急手術をした」との書き込みもあったが、津久井院長は「緊急を要した手術で適切だった」と説明している。
県厚生総務課は14日、病院の関係者から事情を聴いた。飲酒後に手術したとの記載については「事実だとしても、どういった法令に抵触するか明確ではないが、記載内容について調査を検討している」としている。
(1/15)
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news02.asp?kiji=8496
|