2005年01月15日(土) 11時43分
ソフトバンク、ツーカーグループ3社の買収打診(読売新聞)
ソフトバンクが、携帯電話のツーカーグループ3社の買収を親会社のKDDIに打診していることが15日、明らかになった。買収額として2000億円程度を提示したとみられる。
ソフトバンクは携帯電話事業へ参入するため、800メガ・ヘルツ帯の免許を申請している。さらに、別の周波数帯でも名乗りを上げているが、複数社と競合しており、実現は微妙な状況だ。このため、早期参入と顧客獲得には既存事業者の買収が得策と判断したとみられる。
ツーカーグループは、ツーカーセルラー東京、ツーカーセルラー東海、ツーカーホン関西の3社で、昨年12月末現在の利用者数は359万9600人。KDDIは、auブランドでも携帯電話事業を展開しており、グループ内で携帯電話が競合している。
このため、KDDIはツーカーを3月に完全子会社したうえで、最終的には合併して顧客をauに取り込むことや、他社への売却を検討しているが、ソフトバンクの打診に応じるかは不透明だ。
(読売新聞) - 1月15日11時43分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050115-00000203-yom-bus_all