2005年01月14日(金) 20時01分
捜査員集め専従班=振り込めグループ首都圏集中で−警察庁(時事通信)
振り込め詐欺の摘発強化に向け、警察庁は14日、犯人グループの活動拠点が集中する首都圏に各道府県警の捜査員を集め、捜査専従班を18日設置することを決めた。
警察庁によると、おれおれなど振り込め詐欺でだまし取られた現金の9割以上が東京、埼玉、千葉、神奈川の1都3県内で引き出されており、首都圏が犯人グループの活動拠点になっている。
被害は全国的だが、同庁はほかの道府県警の捜査員が首都圏で捜査するには、出張の手間がかかるほか、土地勘がなく難航すると判断。捜査員を集め、連携して専従捜査に当たらせることにした。捜査結果は同庁が先月設置した「緊急対策チーム」が集約、必要に応じ1都3県警の捜査員を交えた合同捜査を進める。
(時事通信) - 1月14日20時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050114-00000919-jij-soci