2005年01月11日(火) 03時08分
情報流出に対応、総務省がネット接続業者を格付け(読売新聞)
総務省は10日、インターネットを利用する顧客の個人情報がネット接続事業者などから外部流出するケースが相次いでいるのに対応するため、情報管理体制に関する数十項目に上る安全基準を設け、接続事業者を格付けする方針を固めた。
基準を満たす安全管理体制をとる事業者に、固定資産税の減免など税制上の優遇措置を与えることも検討する。同省は2005年度中の導入を目指し、有識者による研究会で具体的な基準の内容について詰める。
基準は、コンピューターシステムの維持管理策全般に加え、顧客情報を管理するホストコンピューターへの接続制限や、不法侵入への対策などが、想定されている。
総務省は、接続事業者に対して基準を満たすことを義務づけないが、格付け結果は、公表する方向だ。
(読売新聞) - 1月11日3時8分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050111-00000201-yom-soci