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2005年01月09日(日) 00時00分

県内は保証金詐欺がトップ/振り込め詐欺朝日新聞・

 昨年、県内で発生した「振り込め詐欺」は、昨年11月末現在で127件、被害額は1億9240万円に上ったことが、県警のまとめでわかった。手口別にみると、「融資保証金詐欺」が7384万円(67件)で最も多く、「おれおれ詐欺」が6221万円(38件)、「架空請求詐欺」が5635万円(22件)となっている。

 保証金詐欺は、融資勧誘のはがきやメールが届き、その番号に電話をかけて融資を申し込むと、「あなたは借入金多数として登録があるので融資できないが、保証協会費を納めてデータをいったん抹消すれば融資できる」などと言われ、保証金などの名目で振り込みを指示されるもの。被害者の約4割を30〜50代の男性が占める。

 全国的には、保証金詐欺は三つの手口の中で最も被害額が少ないが、県内では件数、被害額ともにトップ。県民はこの手口にだまされやすいという傾向が浮き彫りとなった。

 県消費生活センターには、保証金詐欺に関する相談が今年度上半期だけで112件寄せられた。被害者は事業に行き詰まり一括融資を望む人や、リストラで生活に困った人が多いという。

 県警は「いかなる名目であろうと、融資を前提に現金を振り込ませることは正規の貸金業者では考えられない」と注意を呼びかけている。
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http://mytown.asahi.com/aomori/news02.asp?kiji=7488