2004年12月30日(木) 16時31分
振り込め詐欺 交通事故装い詐欺、横浜・栄区で300万円被害 /神奈川(毎日新聞)
28日午後3時ごろ、横浜市栄区の無職女性(57)方に、相模原市に住む会社員の長男(28)を装う男が泣きじゃくりながら「事故を起こしてしまった」と電話をかけてきた。続いて警察官や弁護士を名乗る男が「示談には2、300万円が必要」などと郵便貯金の普通口座に振り込むよう指示。女性は「おかしいな」と思いながらも息子だと信じ込み、指定の口座に300万円を振り込んだ。女性の届け出を受けた大船署は振り込め詐欺事件として調べている。
調べでは、女性は栄区内の銀行のATM(現金自動受払機)で200万円を引き出し、近くの郵便局で指定口座に振り込んだ。「引き出しの限度額を超えてしまった」と詐欺グループに連絡すると、「別の銀行で下ろせばいい」と指示されたため、鎌倉市大船の銀行でさらに100万円を引き出して振り込んだ。直後に長男と連絡を取り、だまされたことに気付いた。【馬場理沙】
12月30日朝刊
(毎日新聞) - 12月30日16時31分更新
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