2004年12月28日(火) 20時07分
読売・渡辺主筆が文藝春秋を提訴…謝罪広告と賠償求め(読売新聞)
読売新聞グループ本社の渡辺恒雄会長・主筆は28日、週刊文春の記事で名誉を傷つけられたとして、発行元の文藝春秋を相手取り、同誌への謝罪広告掲載と1000万円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こした。
訴訟の対象となったのは、同誌11月18日号と11月25日号の記事。「『10億円不動産』の謎」などの見出しのもと、渡辺主筆の個人資産について「収入に比べて資産があまりにも大きすぎるように見える」などと報じた。
これに対し、渡辺主筆は「記事は、根拠の不明な試算や虚偽の事実を前提に書かれており、原告が不正な手段を用いて蓄財したと読者に認識させようとする悪意がうかがわれる」と主張。「不正な手段により蓄財を行ったとの事実は一切なかった」との謝罪広告を掲載するよう求めている。
(読売新聞) - 12月28日20時7分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041228-00000311-yom-soci