2004年12月27日(月) 17時27分
三菱ふそうの回答は不十分 国交省が追加報告要請(共同通信)
三菱製大型車のハブ、クラッチ系統の欠陥をめぐる事件を受け、再発防止策として三菱ふそうトラック・バスが提出した業務改善報告について、国土交通省は27日、原因分析など内容が不十分だとして、堀道夫会長を呼び、追加報告を求めた。
同社は「指摘を真摯(しんし)に受け止め、速やかに回答する」としている。
三菱ふそうの報告は、ハブ欠陥問題について「不具合の多発を認識していたのに適切な対策を講じなかった」と記述しているが、国交省は「具体的な事実の説明がない」と指摘。
改善策自体も、2000年に三菱自動車のクレーム情報隠ぺいが発覚した際に示した対策と似た内容が多く、国交省は「(2000年の改善策が働かず問題が再発したのに)今回、有効に機能するか不明確」とした。
(共同通信) - 12月27日17時27分更新
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