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ビラ配りが目的で、東京都葛飾区内のマンションに侵入したとして、同区に住む僧侶の男(57)が住居侵入容疑で現行犯逮捕されていたことが25日、分かった。
警視庁亀有署の調べでは、男は23日午後2時過ぎ、同区亀有2丁目の7階建てマンションの各戸の新聞受けに共産党が作成した「都議会報告」などのビラを配布するため侵入した疑い。3階で住民が取り押さえ、通報で駆け付けた亀有署員に引き渡した。
マンション入り口の掲示板には「チラシなどの投函(とうかん)を固く禁じます」などと書かれた張り紙があったが、オートロックなどはなかったという。
共産党葛飾地区委員会によると、ビラの配布中にマンションの住人から「何をまいている、迷惑だからやめろ」と抗議された。男は「正当な政治活動だが、ビラを入れてほしくないなら入れない」と応じたという。
ビラ配りをめぐっては東京地裁八王子支部が16日、自衛隊のイラク派遣に反対するビラを配るため東京都立川市の防衛庁官舎に立ち入り、住居侵入罪に問われた市民団体メンバー3人に無罪判決を言い渡した。東京地検八王子支部は24日、東京高裁に控訴した。(12/26 01:13)