2004年12月25日(土) 00時00分
国保督促状、66件送付ミス 鳥取市(朝日新聞・)
鳥取市が国民健康保険料の督促状を、既に納付していた66世帯に過って送付していたことが24日、分かった。支所から納付者データが本庁保険年金課に転送されていなかったうえ、同課もチェックを怠ったという。二重納付した人はいないといい、市は全世帯に電話で謝罪した。
同課によると、問題の督促状は、12月20日に同市気高町の60世帯と同市用瀬町の6世帯に送付。だが各世帯は11月に国保料を納付していた。総額で208万5500円分になるという。
通常は、各支所で金融機関から来た納付書を読み取り機に掛けた後、別のパソコンで本庁にデータを送り、本庁の未納付リストから自動で削除される仕組み。だが、データが支所から本庁へ届いていなかった。また、読み取り機にも掛けていなかった可能性もあるという。さらに、同課と支所の読み合わせも義務づけられているが、それをしていなかった。
21日に住民から苦情があり発覚。井上清司・市福祉保健部長は「本庁と支所のチェックを徹底したい」と話した。
(12/25)
http://mytown.asahi.com/tottori/news02.asp?kiji=4716
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