2004年12月25日(土) 16時35分
振り込め詐欺 富士吉田の主婦、１５０万円被害 ／山梨（毎日新聞）
２４日午後２時半ごろ、富士吉田市内に住む２０歳代の主婦に、夫の名前を名乗る男の声で「女の子を車ではねた」と泣きながら電話があった。警察官にふんした男が電話を代わり「相手が重体」と話し、最後に弁護士を装った男が「ご主人は逮捕されてしまう。保釈金３００万円を用意できれば、すぐに帰れる」と郵便局の口座を指定した。
女性は同日午後３時半ごろ、指定口座に１５０万円を振り込んだ。残りの金を用意しようと女性の実家に連絡したところ、母親から不審だと指摘され、夫の携帯電話に連絡してだまされたと分かった。郵便局に問い合わせたが、現金は全額引き下ろされていた。富士吉田署は詐欺事件とみて調べている。【藤野基文】
１２月２５日朝刊
（毎日新聞） - 12月25日16時35分更新
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