2004年12月24日(金) 11時29分
元五菱会会長に懲役２年 山口組系組員らのヤミ金融（共同通信）
指定暴力団山口組系組員らのヤミ金融事件で、組織犯罪処罰法違反（犯罪収益等収受）の罪に問われた山口組系五菱会（現在は二代目美尾組）の元会長高木康男被告（５６）に対し、東京地裁は２４日、懲役２年、罰金１００万円、追徴金５０００万円（求刑懲役３年、罰金１００万円、追徴金５０００万円）の判決を言い渡した。
判決理由で村瀬均裁判長は「反社会的手段による収益で購入された割引金融債を受け取り、犯罪の発見を困難にしており、責任は重い」とした。
判決によると、高木被告は２００１年７月−０３年４月、五菱会の実質ナンバー２で「ヤミ金の帝王」と呼ばれた梶山進被告（５５）＝同法違反罪などで公判中＝が傘下のヤミ金融業者から得た収益で購入した割引金融債５枚（額面計５０００万円相当）を譲り受けた。
（共同通信） - 12月24日11時29分更新
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