2004年12月24日(金) 10時12分
「フィッシング詐欺」確認 警察庁、国内で初の被害(共同通信)
警察庁は24日、銀行など企業からのメールを装って受信者が偽のホームページ(HP)にアクセスするよう仕向け、入力させた個人情報を悪用して金品をだまし取る「フィッシング詐欺」の被害を、初めて確認したと発表した。
詳細については明らかにしていないが、11月に発生し、被害額は数十万円という。警察庁は偽のHPを確認した段階で、業務妨害や著作権法違反、不正アクセス禁止法違反などの容疑で積極的な摘発を進める方針だ。
海外では欧米を中心に多額の被害が発生しており、警察庁は同日、全国の警察本部に「フィッシング110番」を設置。情報提供を求めるとともに、全国銀行協会など業界団体に顧客に対する広報啓発などを要請する。
(共同通信) - 12月24日10時12分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041224-00000043-kyodo-soci