2004年12月24日(金) 14時06分
Google Gmail、すでに1%が使用、5割弱が「使ってみたい」(japan.internet.com)
検索エンジン会社の米国 Google が自社検索エンジンを使った Web メールのプレビューテストを
開始 した。ポータルサイトなどの Web メールがすでにいくつかあるにもかかわらず、新たにもうひとつ追加する理由は、「メールを振り分けたり、探したりするのに時間を費やしてばかりいる」というユーザーからの
苦情 だ。
しかし、このプレビューテストではモニターは公には募集していない。少数のモニターで実験を開始し、そのモニターが自分の友人や知人を招待し、モニターを増やしていくというソーシャルネットワーク的手法をとっている。
さて、現在日本ではどの程度、Google Gmail モニターがいるのだろうか。また、Google Gmail の存在を知っているユーザーはどの程度いるのだろうか。
インターネットコム株式会社 と
株式会社インフォプラント が行った、Google Gmail 浸透度調査によると、「現在使用している」1.0%「知っている」4.0%、「聞いたことがあるがよく知らない」23.7%、「聞いたことはない」71.3%という結果になった。
調査対象は10代〜40代の全国インターネットユーザー300人。年齢層は10代5.3%、20代33.0%、30代38.0%、40代23.7%。男女別構成比は男性42.3%、女性57.7%。
全体300人のうち、Google Gmail を「知っている」のは4.0%(12人)、「現在使用している」のは1.0%(3人)、「聞いたことがあるがよく知らない」は23.7%(71人)、「聞いたことはない」は71.3%(214人)という結果になった。
すでに使用中のユーザーを含めると、その存在を知っているユーザーは全体の5%だ。これに「聞いたことはあるがよく知らない」ユーザーも加えると、28.7%、程度の差はあれ約3割弱が Google Gmail の存在を認識していることになる。
また、「聞いたことはない」「聞いたことはあるがよく知らない」「知っている」と回答したユーザー297人に対して、参考記事を読んでもらったうえで、Google Gmail を使いたいと思うかどうか聞いてみたところ、142人、48.0%(全体に対しては47.3%)が「思う」と回答した。
その理由として挙げられたのは、「Google のサービスに興味がある」(94人)、「新しいものなら何でも使ってみたい」(56人)、「既存の Web メールは使いにくい」(25人)だった。
モニター募集を公開していないにもかかわらず、すでに1%のユーザーが日本にもいるのは、かなり浸透しているのではないだろうか。(
調査協力:
株式会社インフォプラント )
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