2004年12月22日(水) 00時00分
「ネットの情報消す」と詐取＝東北で１億１９００万円−仙台の親子逮捕・青森県警（時事通信）
「インターネットに流出した個人情報を消去する」と言って現金をだまし取ったとして詐欺罪で公判中の親子が、東北５県の女性約４０人から同じ手口で計１億１９００万円を詐取していたことが２１日、青森県警五所川原署などの調べで分かった。
同署などは同日までに、約３２００万円の被害について詐欺容疑で追送検した。
調べによると、この親子は仙台市宮城野区新田の無職鈴木勝被告（４０）と父親で同区苦竹の飲食店経営亀次郎被告（６６）。２人は昨年５月、青森県八戸市の女性に「個人情報を会社株主として誤ってインターネット上に流した。消去するため、お金を振り込んでほしい」とうそを言い、計２３５万円を詐取したなどとして逮捕、起訴された。
（時事通信） - 12月22日0時0分更新
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