2004年12月22日(水) 02時29分
<詐欺>個人情報消去もちかけ、40歳と66歳の父子逮捕(毎日新聞)
出会い系サイトで知った女性に対して「携帯電話番号を誤ってインターネットに流してしまった」などとうそを言い、ネットからの消去料名目で金をだまし取っていたとして、40歳と66歳の父子が青森県警に詐欺の疑いで逮捕されていたことが分かった。父子は東北5県の約40人から、計約1億1900万円をだまし取ったとみられ、同県警が捜査を進めている。
逮捕、起訴されたのは仙台市宮城野区新田、無職、鈴木勝被告(40)と鈴木被告の父で同区苦竹、飲食店経営、亀次郎被告(66)。
県警などによると、鈴木被告らは00年2月〜今年10月、青森県内などに住む20〜30代の女性10人に、電話などで「個人情報がネットに流れた。消去するから指定した銀行口座に(金を)振り込んでほしい」などと言って計約3800万円をだまし取ったとして送検、起訴されている。父子は「(個人情報が)悪用されてローンを組まれるかもしれない」などと脅していたらしい。
鈴木被告らは「金は生活費やギャンブルなどに使った」と供述しているという。【八木祥平】
(毎日新聞) - 12月22日2時29分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041221-00000105-mai-soci