悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。
また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。
所得税4800万円余りを脱税したとして、静岡地検は22日、断食療法で有名な静岡県伊東市の保養施設「やすらぎの里」の大沢剛代表(39)を所得税法違反の罪で在宅起訴した。
起訴状によると、大沢代表は00〜02年、会社組織にする前の「やすらぎの里」などで利用者の人数を少なく申告するなどして売り上げの一部を除外、約1億6170万円の所得があったのに約780万円と申告して、約4860万円の所得税を免れたとされる。名古屋国税局が立ち入り調査して所得隠しがわかり、6月に告発していた。
大沢代表は、断食によって自然治癒力を高めて健康回復やストレス解消ができるといった健康療法を勧める著書を出したりテレビ番組に出演したりしている。「施設内でもしものことがあった時のために蓄えていた。利用者のためにという甘い認識だった。反省している」と話している。
(12/22 22:19)