2004年12月22日(水) 19時03分
情報公開請求に虚偽回答 大阪市、取り下げ要求も(共同通信)
大阪市発注の市中央卸売市場(同市福島区)の建て替え工事をめぐり、現場写真などを情報公開請求した大阪府内の建設会社に対し、市が写真を紛失したのに「そもそも存在しない」と虚偽の回答をした上、請求の取り下げを要求していたことが22日、分かった。
同市の加藤照男工事課長は「うそをついたり、請求取り下げを求めたりするつもりはなかった。説明が不十分で誤解を招く言動もあり、対応の丁寧さに欠けていた」と釈明している。
工事課によると、工事は大手ゼネコン4社の共同企業体(JV)が受注し、新しい市場は2002年に完成。契約後10回の設計変更があり契約額が増えたが、JV側は解体工事を担当した二次下請けの建設会社に増額分を支払わなかった。
(共同通信) - 12月22日19時3分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041222-00000188-kyodo-soci