2004年12月22日(水) 12時44分
<スーフリ事件>ナンバー2岸本被告の控訴棄却 東京高裁(毎日新聞)
早大生らのイベントサークル「スーパーフリー」(解散)による集団婦女暴行事件で、2件の準婦女暴行罪に問われた慶応大OBで実質ナンバー2だった岸本英之被告(29)に対し、東京高裁は22日、懲役7年6月を言い渡した1審・東京地裁判決(今年6月)を支持し、岸本被告の控訴を棄却した。植村立郎裁判長は「顧問的な立場で集団暴行に積極的に加わり、女性を性欲のはけ口としか見ないゆがんだ女性観がみられる」と指摘した。
判決によると、岸本被告は元代表の和田真一郎被告(30)=一審懲役14年、控訴中=らと共謀し、01年12月〜03年4月、2人の女子大生を泥酔させ、東京都豊島区のサークル事務所や東京・六本木のビル内で集団で暴行した。【井崎憲】
(毎日新聞) - 12月22日12時44分更新
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