2004年12月22日(水) 13時04分
元グループ長に求刑懲役5年=追徴29億円−五菱会ヤミ金、2月判決・東京地裁(時事通信)
指定暴力団山口組旧五菱会をめぐるヤミ金融事件で、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益等隠匿)などの罪に問われた奥野博勝被告(28)の論告求刑公判が22日、東京地裁(飯田喜信裁判長)であり、検察側は懲役5年、罰金500万円、約9500万円没収、追徴金29億9000万円を求刑した。弁護側も寛大な判決を求めて結審。判決は来年2月7日。
検察側は論告で「被害者の弱みに付け込んだ卑劣な行為。莫大(ばくだい)な利益を巧妙に隠しており悪質」と指摘。同被告は最終意見陳述で「経済的暴力だった。被害者に謝りたい」と陳謝した。
(時事通信) - 12月22日13時4分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041222-00000027-jij-soci