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2004年12月21日(火) 00時00分

ネットで福袋ゲット朝日新聞・

  正月恒例の「福袋」。都内の各百貨店では、知恵を絞った商品の準備が進む。純金製の将棋駒、宝石をちりばめた花瓶、「ヨン様」成りきりファッションなどなど。そんな福袋商戦に、ちょっとした変化が起きている。インターネット上で販売する「ネット福袋」が人気、というのだ。

  福袋は欲しいが、「遠くて買いに行けない」「並ぶのが面倒だ」という人は多いはずだ。

  そんなニーズに合わせるように、ここ数年、インターネット上で買うことができる「ネット福袋」を導入する百貨店などが増えている。仕組みは、各店ほぼ同じで、ホームページで欲しい福袋を予約すると、年明けに届けてくれる。

  プランタン銀座の福袋は毎年人気で、買い求めるための徹夜組が出るほどだ。昨年末にネット限定の「リザーブ福袋」を売り出したところ、反響は大きく、今年は種類を増やして商戦に挑む。

  「ホームページの閲覧率もいいし、購買率もいい。20代後半から30代前半の女性が中心。小さな子どもがいて店に来られないという女性も多い」(広報担当者)。コート、ニット、バッグなどを組み合わせた福袋に加え、ベビー用品の福袋も好調だ。11月25日に始まったネット予約では、人気商品が3日で完売したという。

  3月にネット上のオンラインショップ「e百華店」を立ち上げた高島屋も福袋に力を入れる。

  「これまでもネット上で通販はしていましたが、どちらかと言うとギフト中心。ネットでのお中元やお歳暮の販売が伸びているので、オンラインショップを充実させることにした」(広報担当者)。衣類や化粧品、キッチン用品などの各種福袋を充実させ、予約開始から10日間で申し込みは300件。予約の受け付けは23日までだが、売れスジは食料品だという。

  昨年、ネット用福袋を200個限定で販売した三越日本橋本店は今年、一気に5倍の千個用意する。

  中身は、ファッションやインテリアの雑貨。年明けに、店頭に並ぶ「新春福袋」と同じ内容で、値段は1万円。このほか、アクセサリーやスポーツウエアなど各売り場の特製福袋や2万円福袋などもそろえ、27日に予約の受け付けを始める。

(12/21)

http://mytown.asahi.com/tokyo/news02.asp?kiji=3581