2004年12月21日(火) 20時37分
アクセサリー販売社に最長の業務停止命令…商法が悪質(読売新聞)
経済産業省は21日、大阪市のアクセサリー販売会社「バルビゾン」(新田浩司社長、旧社名・ボッテガアルマソジャパン)に対し、特定商取引法に基づく1年間の業務停止命令を出したと発表した。
1年間は同法で定める業務停止期間の上限にあたり、過去最長。これまでの最長は6か月間だった。
経産省によると、同社は「B&a」というブランド名をつけたアクセサリーを販売。若い従業員が異性の消費者らに電話をかけ、アンケート調査などを名目にファミリーレストランに呼び出しては、別の従業員がテーブルをけるなどして脅し、10万—100万円程度の指輪やネックレスなどを売りつけていた。
被害者の中には、約7時間もレストランを転々としながら執ように勧誘された人や、「手作りのアクセサリーなのでクーリング・オフできない」といったうその説明を受けた人もいたため、同省では「悪質な事例」として、最も重い業務停止命令に踏み切った。
同社の従業員数は約40人。各地の消費生活センターなどには、これまで約300人から苦情が寄せられていた。
(読売新聞) - 12月21日20時37分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041221-00000312-yom-soci