2004年12月21日(火) 19時40分
抗生物質服用後に意識失う 厚労省が注意呼び掛け(共同通信)
肺炎や気管支炎に伴う感染症などに使う抗生物質テリスロマイシンの服用後に意識を失ったとする報告が6例あり、厚生労働省は21日、医薬品・医療用具等安全性情報を出し注意を呼び掛けた。メーカーには、重大な副作用として薬剤の添付文書に記載するよう指示した。
同省によると、テリスロマイシンが販売された昨年12月以降、50−80代の男女6人の報告例があった。詳しい因果関係は不明だが、服用後に意識を失い、50代女性は運転中に小川に転落、50代男性は対向車と衝突し軽傷を負った。トイレで倒れた人や、2回にわたり服用4時間後に倒れた人もいた。
他に5人の肝機能障害が報告されたため、同省は同様の注意喚起措置をとった。
(共同通信) - 12月21日19時40分更新
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