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調べでは、女性は今月10日、「日本財務管理局」と称する架空の法人を差出人とした財産差し押さえ訴訟の通告書はがきが自宅に届いていたのを確認、はがきの連絡先に電話をすると、男に「東京の弁護士事務所」を紹介された。
女性がこの紹介先に連絡すると、弁護士を名乗る別の男が出て、訴訟の件で相談に応じるとした上で、「財産を守るために、わたしの知っている口座に分散して預けなさい」などと話し、全国の7つの銀行の8つの口座を指定されたという。
女性は振り込み後、従業員の給料支払いのため一部を返してもらおうと弁護士を名乗る男に連絡したが、電話が通じず、振り込んだ現金は既にすべて引き出されていた。
女性は「過去に財産上のトラブルがあったのであわててしまい、信用してしまった」と話しているという。(共同)
(12/21 18:20)