2004年12月18日(土) 18時46分
元従業員は感染濃厚 鳥インフルエンザで厚労省(共同通信)
京都府の養鶏場で起きた鳥インフルエンザが、関係者5人に感染していた可能性がある問題で、厚生労働省と国立感染症研究所が18日記者会見し、5人のうち元養鶏場従業員の男性1人は「感染の確率がかなり高い」(岡部信彦同研究所感染症情報センター長)と発表した。
ただ、今後の発症や他の人への新たな感染の可能性もないことから、公衆衛生上問題はない、としている。
残る4人の検査結果は精査中で、22日をめどに発表する予定。
発表によると、ウイルス感染の可能性を示す抗体陽性者は、元従業員4人と家畜保健衛生所職員1人。男性従業員からは、大量死が始まった約1カ月後の3月中旬と、4月中旬に採血してあり、抗体の増え方から感染確率が高いと判断した。4人は1回しか採血していない。
(共同通信) - 12月18日18時46分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041218-00000124-kyodo-soci