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略取・誘拐も18・1%上昇し287件と急増。そのうち13歳未満の子供が被害となる事件が43・2%を占め、治安情勢が依然として厳しい実態が明らかとなった。
刑法犯全体の認知件数は236万5206件。8年ぶりに減少した昨年同期よりさらに7・2%減少し、増加に一定の歯止めがかかった。摘発件数は4・6%増の62万4739件、検挙率は3・0ポイント上昇し26・4%だった。
罪種別にみると、殺人や強盗などの重要犯罪が2万821件と9年ぶりに減少。身近な生活空間で起きる「街頭犯罪」で車上狙いや自動販売機狙いなどが20%以上減少するなどほとんどの罪種で減少した。警察が重点的に取り組んだ抑止策の効果が出た形だ。
しかし住民の不安感を悪化させる住宅対象の侵入強盗が882件と9・8%増加した。
詐欺を含む知能犯は、全体で8万9879件と37%増。増加分の大半は振り込め詐欺で、詐欺の検挙率は19・2ポイント低下し32・9%だった。
来日外国人の刑法犯摘発件数は3万615件(23・9%増)で、過去最多だった昨年同期を上回るペース。摘発人数は8286人で、うち中国人が49・5%を占めた。
少年の摘発人数は5・8%減の12万2867人だった。(共同)
(12/17 07:49)